たいくつな午後

それは、ParisからTunisへ出国するときのこと。
場所は、シャルルドゴール国際空港CDG2出国ゲート直後の手荷物検査にて。

前の人を見習って、手荷物チェックへ。
カバンからノートパソコン取り出して、
ポッケの中から、ライター、キー、コイン、財布などを取り出し、
さらには、靴を脱ぎ、ベルトを外し・・・、
って、もう大忙し。

それでゲートを通過すると、「♪ピーンポーン」とまたベルが鳴る。
うーん、まぁパンツの金具(よくポッケのそばに付いているやつ)が
反応しているのかなぁ～と思い、
素直にボディーチェックを受け、問題なし。
言っていいよと言われたので、奥に進もうとした時に、何やら奥のフランス人検査官が、
カモーンって感じで、手招きをしている。
で、ツカツカそっちに行くと、カバンの中のチェックが始まった。

面倒だなぁ～と思いながらも、1つ1つ問題ないのを確認していったが、
1つ引っかかった。
それは、何も書いてない箱が1つ・・・。

「What is this ?」
って聞かれても、よくわかんなーぃ。
だって、その箱、さっきまで打ち合わせしていたメーカーからの粗品でもらったもの。
急いでいたので、中身確認せずに手荷物の中に入れてしまっていた・・・。

げっ、やばいと思ったけど、思わず口にしてしまいました。
決して言ってはイケナイ一言を・・・。

「I, I don't know...」

検査官の目がキラーン(☆"☆)って光りました。

開けていいかと言われて、ダチョウ倶楽部ばりに、「どうぞ、どうぞ・・・」と。
かなりドキドキしましたが、開けてびっくり！！

「Calculater...」

OKってことでやっとのことで通過させてもらえました。
ってか、あぶねーよ。
飛行機乗る前に、粗品なんて渡すなって。
かなり心臓バクンバクンでした。

その後、すぐに飛行場で箱は捨てました。
まぎらわしーちゅーねん！！

あなたにおススメの記事